人質
先日、傅(めのと)について書いた。
そして、これを思い出した。
戦国武将が戦さをし、勝つ。
参った!をした相手は一族の命乞いと本領安堵のために人質を差し出す。
最も有名なのが家康である。
武将によっては人質を我が子並みに可愛がったケースもある。
が、戦国時代は油断ならない、油断しない時代である。
姻族になっても油断はしないのである。
で、預かった人質とはどんな存在か。
頼朝の例もある。
こんなまことしやかな話を聞いたことがある。
たくさんの女官をつけて、蝶よ花よと愛でるのだそうだ。
もちろん、本心可愛いわけではない。
もうここまで書けばお分かりかもしれない。
少子化になり、富裕になり、私の周りに現れる少年(少女)は『幸せ』が過ぎる子が多いのだ。男の子は少し切ないくらいの思いがあった方がうまく育つ…これは持論である。
少なくとも少年よ。
お母さんは君の嫁さんではないのである。
一家の長たるお父さんの嫁さんなのだ。
そこんとこ、勘違いするでない。
そんなことを男の子にはよく話す。
なぜ、少年だけに呼び掛けたか…また覚えていたら後日に(^^;