間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

中学受験はいつから始めたら・・・?

『間違いだらけの中学受験』第1編:中学受験はいつから始めたらいいのか?

タイトル通りの内容が山盛りあるので、小分けにして書いていきます。

まずは1回目。どこからやっつけましょうか(^^;

中学受験は『親と子の受験』

 

その前にここに書くことは京阪神地区限定です。首都圏、その他の地域でも似通ったことがあるのでしょうが、やはり熟知する関西方面の受験模様にモノ申したいですから(^^)v

 

まず最初に上げるべきは、早くから「させ過ぎ」というか「早過ぎ」ます。

いわゆる大手塾の最難関クラスは今や小1から開講されています。

そういうクラスに入る子は、お受験組も多いのでしょうが、そうすると小6卒業時には7年から9年間くらいの塾通いを経ていることになります。

司法試験や医師国家試験よりも長いです。しかも難関です。 

 

そんなお子さんはもう疲れ切っています。勉強にも嫌気が差しているはずです。

能力が元々高いので、何とか持っていますが、中学からまた「次の受験」が始まります。

難関校の授業よりも進度が速くて難しい塾に行く毎日…。

 

親御さん、これ、ご自分はできますか?

こういう環境で育った子が、いったん躓くと大怪我を負うということを考えたことがあるでしょうか。

 

私思うに、受験勉強は2年が最適です。

どうしてもやるならば、ゆるく4年生をやって、5年後半から本格化してゆくべきです。

「間に合う」のではなくそれが「最適」で「最長」です。

それ以上やらせると「ダメージ」が残ります。

 

それは間違っている!そんなんじゃどこにも合格できなし、通用しない!というヤジが聴こえます(笑)

では、次回以降、その部分を書いていこうと思います。