やりとり
最近、小5生に講義をしている。
本人達は楽しい反面、少ししんどいのかもしれない。
というのも、私の講義のピッチは速いからである。
ただ聴いているだけではためにならない。よって、生徒にどんどん発言させる。
鉛筆が止まっていたら“手元”を見にはいくし、できたと言って答案を持ってくる子には◯つけもする。
が、基本は『空中戦』なのだ。
これが大切なのである。
耳と目から入った“情報”を頭に一旦置いて、咀嚼し、習いたてのルールに照らし合わせながら紐解いていく。
先生が問題を解き始めたら、その解法を聴きながら自分も同時に問題を解いていなければ先生の発問に答えられない。
ここがみそである。
書くと思考は止まる。美しすぎるノートはだめなんだが、かといって人に見てもらう気が全くないのもNGだ。
とりあえず、まずは式の途中の計算は一緒にするように刺激している。
これがうまくできないってことは学校でもやってないということになる。
想像したくない。