虫歯
昨年、一年かけて虫歯の治療をした。
初めはあるとわかっていた虫歯が進み、訪ねたのである。
直してゆくにしたがって次々と虫歯が見つかった。
で、衛生士の方が『フロスまでする人はそう多くない。ちゃんとケアしてるのにどうしてそんなに虫歯があるのかわからない。歯の質も悪くないし…』と仰る。
結構、根掘り葉掘りインタビューされて結論が出た。
学校の先生や塾の先生に多いらしい。
のどあめが犯人らしい。
口に食べ物を入れて30分とか40分で、唾液の働きによって酸性に傾いていた口中が中和される。ところが食べた後、その時間内に飴をたべる。
これを繰り返していたわけで、それは砂糖水に歯をつけていたのと同じことになるわけで、虫歯になって当たり前だと知れた。
キシリトールなんて!とバカにしていたが、理屈を合点したあと、大いに後悔した。
食後にキシリトール入りのガムを噛んでおけば、夜にフロスをするだけで虫歯を防げるんじゃないか?と思う。
私は、時間がある時は重曹水でうがいをしておく。
重曹だからきれいになるのではなく、中和のためである。
中和させておけば、歯ブラシは早めにしても大丈夫のようだ。
だが、せっかく唾液が分泌されいろいろ働いてくれているのに、わざわざ洗い流してしまう必要はないだろう。
我々が当たり前と思っていたことが、今は間違いとなっていることが少なくない。
運動中の水分補給など、もってのほかだった。
昔は飲んだらだめな奴で、今は飲ませないのはクレイジーだと。
変われば変わるものだ。
因みに、先日から電動歯ブラシを使っている。
右側がうまく磨けてないので、そうしたのだ。