ぶっ飛んでいた
ミックジャガーでも、フレディ・マーキュリーでもない。
ロッド・スチュアートは別格として、私はボウイーのファンだった。
ボーイではなく、ボウイー。
初めてジャケットを見た時、なんやねん、この気持ち悪い男!と思った。
でも曲を聴くうちにどんどん虜になっていく。
ライブに行った。
今はなき、旧フェスティバルホール。
汗の飛んできそうな距離でボウイーを見た。
それはおよそ現実とは思えない、宇宙から落ちてきた男のshowだった。
ぶっ飛んでたなぁ。
音大を目指していた同級生の女子は、“Aladdin Sane”を大事そうに持っていた私を
“そんなの聴いてるの⁈アライ君って不良!”と言い放った。
あれから、半世紀(^^;
やっぱりアライは不良爺である。