間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

グローバル、グローバルと言うけれど…

グローバル化』ということばを耳にする。英語が話せないと役に立たない…そんな思いで親は乳幼児期から高い月謝を払うことになる。結構なことである。が、少しではあるが、英語習得を主とする『ガッコウ』にかかわった経験から言えば、小さい頃から英語、英語とやってきた子の中にはアンバランスな成長をしてしまった子が少なからずいる。楽天だったか、どこかの企業が、『英語ができる人』を優遇して採用していたのを辞めたという話を聞いた。さもありなんである。英語より仕事のできる人が必要だと。自明の理である。
さらに言うなら、海外に出ていく前に『日本』を習得せよと言いたい。何故なら相手は必ず聞いてくるからである。お前は普段着物を着るのか?お茶(茶道の)を常に飲んでいるのか?日本の風俗・風習を根掘り葉掘り聞いてくる。話が煮詰まると歴史や政治も聞いてくるかもしれない。
君は日本を語れるか?天皇について語れるか?そんなことも説明できないで、日本人でございますと言って世界に出るんではないと私は常々子ども達に言うのである。
予防接種してから渡航するように、『日本人度テスト』に合格してから世界に出て行ってほしい。これは大まじめに言っている。そういう意味で言えば、中学受験や高校受験で社会(特に日本史)を必須科目にしない傾向は正すべきかもしれない。

改めて、読んでみた...

 私は深く世界の大勢と日本の現状に鑑み、非常の措置をもって時局を収拾しようと思い、忠義で善良なあなた方臣民に告げる。

 私は帝国政府に米国、英国、中国、ソ連の4カ国に対しその(ポツダム)宣言を受諾することを通告させた。 

 そもそも帝国臣民の安全を確保し世界の国々と共に栄え、喜びを共にすることは、天皇家の祖先から残された規範であり、私も深く心にとめ、そう努めてきた。

 先に、米・英2カ国に宣戦を布告した理由もまた、帝国の自存と東亜の安定を願ってのものであって、他国の主権を侵害したり、領土を侵犯したりするようなことは、もちろん私の心志(意志)ではない。

 

 しかしながら、戦闘状態はすでに4年を経て、わが陸海将兵の勇敢な戦闘や、官僚・公務員たちの励精、一億民衆の奉公は、それぞれ最善を尽くしたにもかかわらず、戦局は必ずしも好転せず、世界の情勢もわれわれにとって不利に働いている。

 それだけでなく、敵は新たに残虐な爆弾(原子爆弾)を使用して、罪のない人々を殺傷し、その被害ははかり知れない。それでもなお交戦を継続すれば、ついにわが民族の滅亡を招くだけでなく、それから引き続いて人類文明をも破壊することになってしまうだろう。

  そのような事態になったとしたら、私はどうしてわが子ともいえる多くの国民を守り、皇祖皇宗の神霊に謝罪することができようか。これが私が政府に宣言に応じるようにさせた理由である。

 私は帝国とともに終始、東亜の解放に協力してきた友好国に対して、遺憾の意を表さざるを得ない。

 帝国臣民であり、戦場で没し、職場で殉職し、悲惨な最期を遂げた者、またその遺族のことを考えると内臓が引き裂かれる思いがする。さらに戦場で負傷し、戦禍に遭い、家や仕事を失った者の厚生については、私が深く心配するところである。 

 思うに、今後、帝国の受けるであろう苦難は尋常ではない。あなたたち臣民の本心も私はよく知っている。しかし、私はこれからの運命について堪え難いことを堪え、忍び難いことを忍んで将来の万世のために太平の世を切り開こうと願っている。

 私は、ここにこうして国体(天皇を中心とする秩序)を護持して、忠良なあなた方臣民の偽りのない心を信じ、常にあなた方臣民と共にある。もし激情にかられてむやみに事をこじらせ、あるいは同胞同士が排斥し合って国家を混乱に陥らせて国家の方針を誤って世界から信用を失うようなことを私はもっとも戒めたい。

  国を挙げて一つの家族のように、子孫ともどもかたく神国日本の不滅を信じ、道は遠く責任は重大であることを自覚し、総力を将来の建設のために傾け、道義心と志操(守って変えない志)をかたく持ち、日本の栄光を再び輝かせるよう、世界の動きに遅れないように期すべきだ。あなた方臣民は私のそのような意を体してほしい。

 

改めて、全文を精読してみて自分はなんと浅はかな理解…というか理解しているつもりだっただけだということを思い知った。この玉音に涙し、膝から崩れ落ちた日本人の真意を我々は受け継いでいると言えるだろうか。恥ずかしい限りであるし、新たな怒りがわいてくることだらけである。

逆説的に、あるいはシニカルに言えば、それだけ日本は国力があるとも言える。

でもそれでは先人の無念は晴れない。

異端

上久保先生が実にわかりやすく説明くださっています。

健気なほどまじめに『ジシュク』を続ける日本。

もう必要ないです。オリンピックも普通にできます。

これらを止める人にはきっと何か『策』があるんだと考えるべきです。

私は当初から、オリンピック潰し→日本に赤恥かかせ→日本経済を弱体化させる…そんな陰謀かと思っています。

その動きに乗じたのか加担したのか…とにかく乗っかったのは一部政治家とマスコミなのです。

潰れる前に目覚めないと大変なことに…すでになりかかっているのですけどね…なります。

youtu.be

洗脳

このblogでは筋道立ててきて来ていないので、突然これをご覧になった方は驚かれ、私を異端視されることかと思いますが…(^^;

 

コロナ、コロナと騒ぎ始めてもう8,9ヶ月が過ぎました。

当初、私は夏前に収束する予想していました。

それは新種であるとは言え、元はコロナvirus、つまりは、『風邪』だからです。

風邪は冬の病気。低温、乾燥下でvirusは活性化。つまり、高温多湿下の日本の夏はvirusにとって逆境のはず…そう踏んだからです。

 

事実はこれで正解なんですが…ここにそうはさせじと踏ん張った輩が暗躍します。なぜかコロナ禍が終わっては都合が悪い連中なのです。

彼らはPCR検査という本来治療とは全く無関係のものをコロナの判定に使用するという方法を唯一の指針と認めさせてしまいました。

そしてマスコミを使って、『絵付き』で恐怖を煽り、垂れ流しました。

 

人口比でも死者はコンマ1%すらありません。

であるのに、煽りは大成功し、社会経済は壊れてしまいました。

このまままだ続ける気のようです。

教育もしかりです。

もうFace To Face の教育は受け入れられません。

私などは商売あがったりなわけです(汗)

公教育もしかり。

こども達はこう思い始めています…『もう学校なんて行かなくていいやん。Webの方が楽!』と。

先生の目の前に居るから色々なことが伝達できます。個性も衝突し、影響を与えることができるのです。液晶の向こうに居る子にそれは伝えられません。

これは非常に危ういことなのです。

 

初めにコロナを利用してやろうと暗黙のうちに『手を組んだ人たち』の思った以上の『成果』が出てしまいました。

 

本当にこのままではヤバいですよ。

いくら基礎体力のある日本でも、いくら行儀のよい日本人でも限界があります。

 

これを打破するのは『勇気』しかありません。

せ~の!でみんなで元通りの生活をしてしまえばいいのです。

そんなことをしたら高齢者が…!って言う人は嘘つきです。

根拠は書きませんが、ほとんどが嘘で出来上がった自粛なのです。

 

TVや新聞だけを頼りにしてはいけません。

かといって、Netだけを重用するのも危険です。

流れてきたニュースソースを自分で吟味しなければならない時代に入りました。

ニュースを見抜く力が必要です。

 

子どもを預かる身として、この状況はとても憂慮すべきだと焦っています。

久々のミーティング

久々に当塾の谷先生とミーティングしてきた。以前体調を崩されていたので心配だったがとりあえずお元気そうで安心した。
色々なお話をしたのだが…話題はやっぱり!
もうええ加減にせなあきませんな。
ちゃんと正しいことを子ども達に伝えないと!
という結論。
具現化は来期以降になるが年齢的に考えても私たちの年代がするべきだし、できるラストチャンスかもしれない。
のほほんとしていたら、本当に日本はなくなってしまう…。それを子どもらに伝えたいし、今の教育がおかしくなっていることも啓蒙しなければと思う。
子ども時代に大切なことは人より早く知識を詰め込むことではない。人として必要な心を年齢に応じて育ててゆかなければならない。
まずは家族、身内、友達。
次は幼稚園、保育園、学校。
さらに学校を通して別の環境と交流してゆく…。そうやって心のひだを増やしてゆくべきなのだ。
偏差値上がった、どこどこに合格できそうだ…。
いや、そんなことより、隣に座っている人の様子が変だと気づく子であってほしい。大丈夫か?と手を差し伸べてくれる子になってほしい。
それもないのに医者だ弁護士だなどと望むのがおかしいのである。
緒方洪庵の有名な言葉がある。
医者なんてものは親切者でなければなってはいけない…と。
まさにその通りである。

大学ってとこはほんまに!(>_<)

そもそも大学の稼働は年間8か月そこそこだ。で、学費はべらぼうに高い。そこにもってきてこのコロナ禍。2020年春の新入生でまだ一度もキャンパスに行ったことがない学生が多数いる。対面式遠隔授業?はい?じゃ、わざわざ下宿する必要なかったじゃん。地方から東京に出て新生活スタート!と思っていた学生さんはほんとに気の毒だ。大学は多方面から学生がやってきて、大教室なので感染予防ができないと抜かす。

いやいや、努力してみた?

ちょっとどっかのクラブで複数の『感染者』が出たらマスコミが叩くのでビビってるだけでしょ。半々でやるとか、半分だけやるとか、何とかしろや。それで学費は満額取るわけ?信じられない。こんなヘタレな教育機関出ることが人生のパスポートになるなんて情けないね。

 

今、高校の通信制が増えている。

大学も通信やウエブ大学なんて出てくるんじゃないか?

それで実力は就職試験の際に計るってことになったら大学離れが進むんだけどな。

 

それと余談だが高校野球もプロ志望はトライアウト式の入団資格検査に変えればいい。その方が公平である。そうすれば連盟に巣食うパラサイトOBを排除できる。

ほんま日本ってパラサイト族多すぎ。どんだけ宿主大きいのや?

つづらお荘

私のルーツ、塾運営の基盤と言ってもよいある施設が閉館となっていた。今年三月のことだ。コロナの禍ではない。老朽化した建物を直す資金がなく、閉じたという。 去年あたりから行きたい行きたいと思っていた。クマ塾の合宿で約10年ほど使わせていただいた。去年はもう少しで小規模ながらイシダ塾でも合宿を!というところまで来たのだが、直前でご破算となった。
 中学受験塾でありながら、春・秋と遠足に行き、夏は合宿、年末は6年生追い出し会兼クリスマス会を毎年実施していた。それは塾生達の誇りであった。下手な学校よりも帰属意識が強かったように思う。 そんな彼らのハートはこのつづらお荘で養われたものだ。何にもない。とにかく都会にあるものが何もない。ただ目の前に竹生島が浮かぶ湖面が広がっている。初めて子ども達を連れてこの地に行った時、迎えのバスで私は何度も感嘆の声を上げた。 わくわくする週間であった。
そんなものは受験に関係あるのか!といぶかった保護者も居たようだが、三十路になってまだ私と交信を続ける塾生君達がその答えだと思っている。 寂しいし、とても悔しい。私らですらこんなに悲しいのであるからこの旅館を愛した人たちの胸中は如何ばかりかて推察する。
 
ある年の合宿の帰り。恒例の大掃除をした。勉強部屋として借りた会議室を掃除する。彼らは日常教室を掃除しているので手馴れている。済んだね。全部終わったね。。。。合宿の最終日はとても寂しいのである。 ある子がその研修室の白板にメッセージを書いた。
 つづらお荘の皆様、ありがとうございました。おかげでとてもいい合宿ができました。 ただそれだけのメッセージだ。 
それから年を挟んで別の子が塾でPCを触っていた。クマ、これ!ん?あぁ、つづらお荘のHPだ。スタッフさんのブログだった。そこにその白板メッセージのことが書いてあった。こんな嬉しいことがあるからこの仕事は辞められない、と記されていた。私は我が子を褒められるよりも嬉しかった。
 例えばそんな思い出がごろごろと転がっている。
 本当に寂しいことである。

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