間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

イシダ塾模様

私の塾は、小学生は女子が多い。
先週末、ある女子が授業でやってきての帰り、ビルの出口まで見送った。
もうこれは私のスタイルになってしまっているのだが、時間と状況の許す限りこの習慣は続けている。
で、その女子がさよなら!と元気に去っていった。
数歩歩いて、『先生、見えなくなるまで居ててね』と言った。
瞬間、私はその子にとても親近感を覚えた。
その子もそういう表現を初めてしたのである。

水曜日、別の女子が来た。
欠席が多く、一人きりだった。
落ち着いて勉強するチャンスでもあるが、ぐっと距離を詰めるチャンスでもある。
でも、どちらかというと私は後者を優先する。
何故なら、信頼感がないと本音をなかなか言えないからである。
他の塾生が居るところで、ここがわかりません!と声を上げるのは子どもにとって、結構大きな決断と勇気が必要なのだ。
そういう意味で彼女にとって今日はとても有意義な一日だったはずである(^^)v