間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

転んで学べ

子どもはよく転びます。膝や手をすりむきます。

でも年とともに段々転ばなくなります。無用な怪我も減っていきます。

小さい頃は友達を些細なことで喧嘩をします。時には取っ組み合いもします。

 

これ、昭和の話になってしまいました。

 

転ばぬ先の杖どころか、網で掬って助けてしまうのが今の親です。

 

でも、いいんですかね?

 

年齢に見合った失敗は成長の大きな糧となるのです。

 

それを取り上げたら、偏った成長をしてしまします。

 

身体は大きくなり、外見は成長し多様に見えますが、心は幼稚なままかもしれません。

 

私がこの仕事をし始めた40年前ですら、子どもの精神年齢は昔より低くなっていると言われていました。

 

朝寝坊したら、送って行かないで遅刻させてください。

弁当を忘れても届けないでください。

フォローするからまたやってしまうし、誰かをあてにします。

こんな子が大人になって社会に出てきたら周囲が迷惑します。

 

千尋の谷に突き落とせとはいいませんが、もう少し厳しく育てた方がいいのではないですか?