間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

大手塾はもう要らない?

結論から言えば、これは少し言い過ぎかもしれない。

が、ここ最近の大手塾のカリキュラムを見ていると、内容的には4年生と5年生だけで中学受験にはほぼ対応できるはずでる。

まぁ、子ども次第だが、自分でやることが好きで、できる子なら6年生で大手塾(講義中心の塾)は要らない。仕上げを6年生の1年間でしっかりやればいい。

ところがたいていの保護者はその話をしても半信半疑であるし、子どもも『おいて行かれる恐怖感』がないと勉強しない子ならこれはダメだ。

夏休み、長時間・大量演習に耐え、頭の中が混乱したまま秋に突入するしかない。そしてそういう子は中学には合格した途端、頑張ったご褒美でスマホを買ってもらい、春に遊びほうけて、新学期スタートに立った時にはもうライバルに差をつけられている…とまぁ、こんなケースは嫌というほどみてきた。

世の中学受験のお母さん、一度、一週間我が子の勉強に付き合ってみてはどうでしょうか?

お母さんは忙しい?

子どもも学校行ってますよ。

私学の小学校の子などは早朝に起き、学校の帰りに塾に来、夜は10時終了です。

こんなの週に4回も5回もしたら、頭も体もパンクします(+_+)

 

子どもは確実に疲弊しています。

だから『手を抜く』のです。

そして、終わりが見えないから、嫌になって自主性を隠します。

言われたことだけはします。

でも、言われないことはまずしません。

こういう育ち方をした子が他人の立場に立てますか?人のことを考えてチームで仕事できますか?

一度、我が子の未来を想像してみてください。