国内留学
我が塾の中3生が検討しているのがこれである。
https://toyokeizai.net/articles/-/291521
都会で暮らす子ども達は親からこう言われる。
知らない人と話したらダメ!
でも、島には知らない人は居ないから、わからないことがあったら近くに居る人に聞けばいい…とこうなる。
この差は大きい。
後者がまさに日本における『地域が子どもを育てる』という暗黙の了解事項だ。都会ではもはやそれは望めない。
本当の『少人数制』。その良さに子どもが届くか…そこが分岐点。
都会は人が多く、過干渉であり、目立つ個性は叩かれる。それがいじめになる。
が、少人数であるとその仕組みそのものが無意味化し、いじめをする必要が減るだろう。
が、都会の子は過干渉であるが故、要領よく周囲の目を掻い潜る術も習得しているのである。むき出しの自分をさらけ出し、周囲に打ち解けられたら絶大な影響を受け、伸びる可能性が期待できる。
『何もないところ』の良さと不便さ
この問題が一番かもしれない。そこにさらに寮生活のしんどさが加わるのである。
ざっと考えただけだが、なかなかにハードルは高いかもしれない。
が、私には魅力的に見えるし、塾生君には是非国内留学してほしい。
安心して人と人の間にはいってゆける人間になってほしい。
強いて言えば、こういう場所で塾をやりたい。