子どもの集中力
うちの子は集中力がありません…ということばをよく耳にする。
確かに椅子にじっと座っていられる時間は短いですね(^^;
で、隣を見ると、おとなしくじっと座って『勉強』している子が居る。
世間的に見て当然後者が高評価を受ける。
が、本当にそうだろうか。
私はずっとこの仕事をしてきて、高評価の看板をぶら下げて入ってくる子ほど中味を見てみると落胆するというケースにたくさん遭っている。
あの子できますよとか、良い子ですとか、集中力高いですとか、『先生』の高評価って要は授業しやすい子ではないのか?と思う。
じっと長時間座ってるけど、意外に能率が上がっていない子は多い。
逆にウロチョロし、無駄話をし、まぜっかえしをしてくるお調子者の子が、ひとたび集中するととんでもない力を見せることがある。
前述の元クマキッズの先生がそうだった。
無駄口多いから後ろに向かせて教室の隅に立たせたことがある。
で、問題をやっていると、席に座っている子は解けない。
立たされ君はなんかもぞもぞしている。
ははぁ、わかっとるな(^^;と思ったので、発言させてあげた。
見事に答えたのである。
思わず、席に座ってノートもテキストも見てるもん!なにしてるねん!
なんて今は言っちゃだまなんだよね、きっと。
子どもの集中力なんて10分から15分。
そのピークをどこに持ってくるか。それを見逃さないことが肝心。
まぁ、確かにこれは集団授業では不可能だ(^^*)