間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

衝突

塾生同士で小さな衝突があった。
もう少し正確に言うなら、片方の子(A君)は打撃を受けたが、他方の子(B君)はその認識すらない。
よってこれは衝突とは言わないのかもしれない。

真ん中に挟まった私から見れば、その元となった事柄を皆でフランクに話し合いたかったのだ。
が、A君はその件で非常に落ち込んでおり、普段にはなく神経質になっていた。
私はそれをわかっていて、あえて話をしたのだ。タイムリーにしておくべしと確信したからだ。

そこにB君が話に入ってきた。
年かさとして普通に話に入ってきただけ…。そんなつもりだったかもしれない。
が、この時発した言葉にややとげがあった。
それでなくてもへこんでいるA君には、それが突き刺さったわけである。
ま、こんなことはよくあることである。

この二人がもしもほんの少しずつ違った言動をしていたら、この件でとても有意義な話し合いが持てたかもしれない。
少々、残念である。
普通の塾?ならこんな衝突は起こっても見えない。

私は、塾生達が考えていることや、身の周りに起こったことを話し合いたいのである。
同じ題材が数か月間にも持ち上がった。
その時は別の子が話の主であり、その際も結局解決を見なかった。

私は、傷官という星の持ち主である。言いたいことストレートに言って他人を傷つける刃物のようなものを持っているらしい。だから発言にはとても神経を使うようにしている。
もし、思うがままに言い放てば、私の周りから人は去ってゆくに違いない。そんなきつい奴なのである。

その性根は以前独立をした時に改善された気がしている。言いたい放題言い放ち、上司に食って掛かっていたのは単なるバカだったと自営してわかったのだ。
それ以来、何かが起きても焦って解決しようとせず、じっと時機を待てるようになったのだ。

さて、この衝突は何かを生むのだろうか。

2019/09/09深夜