間違いだらけの中学受験+α

小さい小さい個人塾の塾長ブログです。

ジレンマ

子ども達の勉強、特に算数を見ていると色んなことをしたくなる。
イシダ塾の小学生は、集団授業(講義形式)の塾に通う子がセカンドとしてうちに来るケースがほとんどだ。
そのことに私は何の迷いも不満もない。
むしろ、どこかできちんとしたカリキュラムに則って、レクチャーを受けて来てくれる方が指導がしやすい。
が、ここで色々と子ども達の側で思いが違ってくる。

当たり前の話だが、私の方が子ども達より背が高い。背が高いと見える範囲が全然違う。
頭良いと言いたいのではない。いや、むしろ私など頭脳は人並み程度だ。
そういうことではなく、視点の問題なのだ。
つまり子ども達(保護者)には見えないゴール垣間見えるのである。

だから、いや、そこは違うんだけどなぁ…。

でも、塾のテストで点数は取りたい。
悪いと叱られるし。。。

でも、結局は入試の試験場で点数の取れる答案がかけるかどうかでしょ?
だったらそんなとこ、どうでもいいんだけど…。

と、葛藤しているわけである。

ま、私はまだまだ信頼されていないということになるのかな( ;∀;)

自習室ではなく、勉強室と呼ばれるようにならなくてはね(^^;
そういう願いを込めて、松陰のストラップをドアに貼ってあるんだけど、興味を持つ子は居ないのが残念だ。
私はあの方法論こそが今の子ども達に最も必要だと思っている。
谷先生の情報では、追手門学院(茨木)がその現代版・集合版のメソッドで勉強しているらしい。
ランクで選ばず、中味で選んでほしいものだが…。